古着楽衣服~ふるぎらいふ~

コンセプトは「好きな服を着る」。古着屋の楽しさも伝えたい…

真似したい映画のファッション3選

 

映画をファッションに活用する

 

自粛期間中、皆さんも映画を観る時間が増えたのではないでしょうか?

私は動画配信サイトにお世話になっております。

  

 2020年4月28日現在、無料キャンペーンしているので自粛期間にピッタリです(笑)

 

好きな俳優の名前で検索して、出演作を発見!

これは改めて観直さねばと思い、つい観入ってしまいました(笑)

 

それぞれの時代のファッションも堪能でき、おかげで服の選び方にも影響が出ました。

今回は、特に影響を受けた3作品と、私のコーデを紹介したいと思います。

 

 

パリの恋人(FUNNY FACE)

パリの恋人 - Wikipedia

 

f:id:kenken2323:20200427220259j:image

 

Cinema Fashion 「パリの恋人」|椎名りつ子(R.SHEENA)♡漫画家·他♡|noteより引用

1950年代と思われるパリが舞台。

オードリー・ヘップバーン(27歳)が可愛すぎるのは勿論なのですが、アステア(57歳)のエレガントさが30歳の年の差カップルの溝を素晴らしく埋めてくれてます。

ただ、ストーリーは私にとっては違和感有りです(笑)

 

上の写真のアステアは、ネクタイをベルト代わりに使うというテクニックを使っています。

そんな遊び心を真似て、過去のブログでコーディネートを組みました。

よければ、ご覧ください。

kenken2323.hatenablog.com

 

 

 

 

 

ヘアスプレー

ヘアスプレー (2007年の映画) - Wikipedia

 

f:id:kenken2323:20200428011017j:image

【#観るべき100本 】#ヘアスプレー その昔、怪物 #ディヴァイン と変態 #ジョン・ウォーターズ 監督が生み出したカルト映画が、世にもハートフルなファンタスティックコメディとして再臨!コレがおデブの生きる道! | MOVIE MARBIE|映画バズ 〜映画のネタで一日をハッピーにしちゃうメディア〜より引用

 

 

1962年、アメリカが舞台。

マイノリティの問題と華やかな学生の青春が同時に描いた作品です。

とにかく観たら、みんな幸せな気分になると思います。(語彙力…汗)

ビタミンカラー満載の華やかな衣装が魅力的で、当時のファッションの勉強もなるのでお勧めの1本です。

 

メンズの衣装はモッズ系やアイビールックっぽい物が目立ちます。

幾何学的で大きい柄のシャツも印象的です。

 

そんなファッションに影響を受けたモノがこちら。

f:id:kenken2323:20200430152447j:plain

ここで使ってるニットTシャツは、1960年代頃の古着です。

現代のアイテムに置き換えると、「白シャツとチルデンニット」でも似たような雰囲気を出せるかなと思います。

足元はReebokのINSTAPUMP FURY。

アイビールックを目指すのであれば、コインローファーなどを使ったほうが良いのですが、敢えて外してみました。

 

 

 

 

 

タクシードライバー

タクシードライバー (1976年の映画) - Wikipedia

f:id:kenken2323:20200428161338j:image

 

ウィキペディアより引用

 

ベトナム戦争の終わりが1975年。
この年代あたりの「美しいアメリカの裏側」が舞台です。

 

世界観や衣装について書かれているブログを見つけました。

興味深く書かれているので、お勧めです。

『タクシー・ドライバー』2|ロバート・デ・ニーロとM65フィールドジャケット | カイエ・デ・モード

主役のロバート・デニーロが着用している有名な衣装が、M65フィールドジャケット(2ndモデル)。

 

私は3rdモデルしか持ってないので、こいつを使ってコーディネートを組みました。

ラストシーンでは、デニーロの白シャツが血に染まって赤くなるのですが、それを意識して赤色が入ったスカーフを巻いてみました。 

f:id:kenken2323:20200428214541j:plain

 

 

オリジナルを知る楽しみ

 

今回は、昔のスタイルを参考にした私のコーディネートを紹介しました。

流行のスタイルは、過去の流行の繰り返しであるものが多いです。

その源流となるもの…オリジナルに触れるための手段として、過去の映画を観るのも楽しいかと思います。

 

この休み期間中に、昔の映画を観返してみませんか??

 

 

ランキングに登録しています。 もし良ければクリックしていただけると喜びます↓ にほんブログ村 ファッションブログ 古着へ
にほんブログ村

 

 

 

《服を買うときの優先順位》買って後悔しないために…

目次

 

1.物欲半端ない問題

「欲しい物が増えすぎて困る」「買いすぎてお金がない」…という状況に陥ったことはありませんか??

 

古着の良さが分かってくると直面する問題です。

古着に興味のない人にも関係する話ですが、

特に古着が好きな人は「コレクター」になりがちなので、

現行品を買う人に比べて金欠に陥いる傾向があるように思います。

(自分の生活を犠牲にしないコレクターでありたいですよね。)

 

さらには、

「買ってはみたものの、全く着ていない。」

「デザインだけ見て買ったけども、現時点では使えない。」

という事態が発生することがあります。

(ただ、将来的に服装の幅が広がった時に着ることもあるので、一概に無駄とは言えません。)

 

古着屋の店員さんからや、古着好きの間でよく言われるのが、

「一期一会」

「気に入った時が買い時」

…という言葉。

手に取って気になった商品は、欲しいに決まってるんです(笑)

しかし、よっぽどのお金持ちでない限り、全てを買うことは不可能です。

そこで私は、「本当にそれを買うべきかどうかをチェックする3つの問いかけ」を行っています。

 

私の解決法にしばらくお付き合いください。

 

 

2.私流の解決法(3つの問いかけ)

 

それは、3つの質問を自分に投げかけることです。

 

その服は…

「希少性が高いか?」

「手持ちのアイテムとあわせたいか?」

「今なかったら困る物か?」

 

…という問いかけを行い、買うべきかどうか自分の中でフィルターをかけています。

アイテム自身の見た目は合格ラインを超えているので、他の部分の要素を判断材料にしているわけです。

 

当てはまれば80%の確率で購入します。

ただ、予算の関係で20%は諦めることもありますが…(汗)

 

では、何を基準にして問いかけの答えを出していくのか。

お話ししていきます。

 

 

3.5つの判断材料

 

私は以下の5つの情報を参考に、自分への問いかけに応えています。

 

 

①古着の年代やブランド力

 

服に裏打ちされた価値(歴史に基づいた情報、年代やブランドの歴史。)があるのかどうかという情報です。

 

店が「価値が高い」と判断した物は、必然的に高額になります。

服に対して店が抱く価値を、お客もその服に見い出すことが出来れば、その値段を納得して払うことが出来るでしょう。

その為にも、服が持つ客観的な価値を知ることは大事だと思います。

ただ、そういった古着の年代やブランドについての情報料は膨大で、全てを覚えておくことは非常に難しいです。

(基礎的なことを覚えておくと便利ですけどね。)

 

「必要な情報は調べる」

というスタンスで良いと思います。

多くの人はプロではありませんから(笑)

 

なので、下記のリンクを貼っておきます。

過去の記事を参考にしてみてください。

 

kenken2323.hatenablog.com

 

正しい知識を得て、服の価値と値段のバランスが納得いく物を買いたいですよね。

 

それに、古着にまつわるドラマや由来を知ることによって、より古着のことを好きになるキッカケになるかも知れません。

楽しみながら、知識をつけてみてはいかがでしょうか?

 

 

②コーディネートの理論

 

古着を自由に組み合わせるのは楽しいことですが、コーディネートの基本は知っておかないといけません。

「このアイテムと、あのアイテムは相性が良い。」「この色とあの色は相性が悪い。」

そういったことを理解すると、自分が持っている服がどんなアイテムと相性が良いかを知ることができます。

私がファッションの基本を語るよりも、是非とも見ていただきたいサイトがあります。

過去の記事を貼っておくので、こちらをご覧ください。 

 

kenken2323.hatenablog.com

 

ここで紹介したサイトは、あくまでも理論の1つを学ぶ手段です。

様々な人が様々な解釈でファッションを語っています。

共通して語られている部分は多くありますが、「個人のセンス」によって語られている部分も多々あります。

色んな人の考えに触れて、取り入れるべきところは取り入れると、よりファッションを楽むことができるのではないでしょうか。

 

このようにアイテムの合わせ方が分かってくると、次の項目に活かすことができます。

 

 

③家にある手持ちのアイテム

 

「青色が好きだから、タンスの中には青の服しかない。」というような方は多いのではないでしょうか。

青だけではコーディネートは組めません。

私もそうでした(笑)

 

そこで、手持ちの服を把握しておく事が大事になってきます。

現状を把握し、先述したコーディネートの理論を理解しておくと、今買うべき物が見えてくるはずです。

 

「このアイテムを着こなす為には、あのアイテムが必要だ。」ということが見えてきます。

どのアイテムが不足しているかがわかりますし、「こんな着方をしたい」とイメージが湧いてきやすくなるでしょう。

 

 

 

④店員さんのアドバイス

 

信頼できる店員さんのアドバイスも参考にしたいです。

「古着屋で店員さんと話すのが苦手」という方も多いかと思いますが、適格なアドバイスをもらえたら大きな助けとなります。

このことについて書いた過去の記事があるので、参考にしてみてください。

詳しくはこちら…

kenken2323.hatenablog.com

参考になるコーディネートのお手本を示してくれたり、信頼できる店員さんとの出会いは貴重です。

相性の良い店員さんが見つかると良いですよね。

信頼関係が築けたら「取り置き」の相談もしやすくなって、買い物もしやすくなるはずです!

 

 

 ⑤服のダメージを確認する

一見綺麗と思った古着でも、実はダメージがあったりします。

 見落とすこともあるので、以下の記事を参考にしてみてください。

kenken2323.hatenablog.com

 

 

4.楽しい買い物を

このようにしてうまく断捨離をすれば、今必要な物かを判断することができると思います。

正しい情報を得て、判断材料として活用すればより買い物が楽しくなると思います。

 

もし良ければ、参考にしてみてください!!

 

ランキングに登録しています。 もし良ければクリックしていただけると喜びます↓ にほんブログ村 ファッションブログ 古着へ


にほんブログ村

 

【ファッションの基礎を学ぶ】おススメのサイトを紹介

 

基礎が大事

 

コーディネートの基礎とは、「服を着てる人と服が、お互いに良さを引き立て合うための組み合わせ方法」だと思います。

それの目安にとなるのが、「他者からの共感」ではないでしょうか。

 

「共感」と言えども、感覚的に快不快という要素もあれば、理論的に正否という要素があるので、一概に「人によって好き嫌いは違うから、共感なんてアテにならない。」とは言えません。

なので、一定の共感を得ることも大事だと思っています。

そして、共感を得ることは、相手への配慮につながります。

 

つまり、服を着ることは自己表現であると同時に、他者への配慮(マナー)ということですね。

 

周囲の人に不安を与えたりしてはいけませんし、不快な思いをさせてはいけません。

多くの人に共感してもらえる形を理解することは、「マナーを学ぶ」ということと同じであると思います。

ここで気を付けたいのが、「どう見られるか」を気にし過ぎて、自分らしさを無くすことです。

それだけは避けたいと、私は心掛けています。

 

あと、私がコーディネートを組むときは、「バランス」というものを大事にしています。

ここにも書きました。

もし良ければ、ご覧ください↓

kenken2323.hatenablog.com

 

 

基礎の話に戻ります。
そんな基礎はコーディネートの軸となります。考えとなる軸がないコーディネートはバランスを取ることができません。
さらに、バランスの取れた崩し方をすることも難しくなるので、幅広くファッションを楽しむためにも「基礎」を勉強しないといけません。

 

 

基礎を学ぶためのお勧めサイト

 

「コーディネートのバランスを取るための基礎」を指南するファッションサイトは様々ありますが、私がお勧めするサイトをご紹介したいと思います。

 

 

ようこそKnowerMagへ | 【最も早くオシャレになる方法】現役メンズファッションバイヤーが伝える洋服の「知り方」/ Knower Mag

 

「ドレスとカジュアルのバランスは7:3」でお馴染みのMBさんです。

同じようなことを発信している人が増えてきましたが、この方の右に出る人はいないと思います。

概念としてしか捉えられていなかった「オシャレになる方法など」を言葉で具体的に表した、パイオニア的存在です。

 

UNIQLOからハイブランドまで着こなし、実体験に裏打ちされた理論は、とても説得力があります。

「服の組み合わせ方によってお洒落の幅が大きく広がる」ということが根底にあるので、商品解説のブログや動画であっても、他の人には無い重みや説得力があります。

 

ちなみに、この方の伝え方が唯一解ではないので、他の方を参考にしても全然問題はありません。

私の好みに合う方だったので、紹介しました。

 

 

そして、

 

https://www.youtube.com/channel/UCagAVZFPcLh9UMDidIUfXKQ

 

メルマガやYouTubeもやってらっしゃるので、ぜひとも参考にしてください。

こちらも、論理的にファッションの基礎と応用を語ってくれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ランキングに登録しています。 もし良ければクリックしていただけると喜びます↓ にほんブログ村 ファッションブログ 古着へ
にほんブログ村

 

【店員と客の信頼関係】店員さんが苦手問題を解決したい

店員さんとのコミュニケーション

 

「古着屋って入りづらい…」

 

…と思ったことはありますか?

私はあります(笑)

 

しかし、そこを乗り越えると、楽しい古着ライフが待っています!

 

 

お勧めキーワード

 

店内が狭く客数も少ないと、店員さんとのコミュニケーションをとらざるを得ない状況になりますよね。

それが苦手な方は多いのではないでしょうか?

 

《そこで発したい言葉ベスト1》

「分からないことがあったら、声をかけますね!」

 

この一言を伝えることができれば、80%解決したも同然です。

何とかこの一言だけでも頑張って伝えて、買い物を楽しんでいただきたいです。

しかし、それでも必要以上に声をかけてくるようでしたら、逃げてしまって良いと思います。

私も逃げたくなります(笑)

というか、他の店を見つける努力をします(笑)

 

古着屋は商品の品揃えでも個性が現れますが、

店員さんがどんな人かによっても、その店の印象は大きく変わってくるものですね。

 

 

こんな店員さんは嫌だ

 

  • 声かけがしつこい店員
  • 店員自身がオススメの服を売ってくる店員
  • 購入の意思が無いことを知ると、態度が変わる店員

 

このような、

 

服の価値や服への思い入れを強調する傾向が強く、目の前の売り上げ重視の店員さん

 

…は少なからず存在します。

お客の利益をあまり考えておらず、自身の売り上げのことに重きを置いていますよね。

事業ですので、売り上げは必要です。

しかし、お客の利益のことを考える割合が低すぎると、お客さんが離れるのは自明の理です。

 

 

 

こんな店員さんに会いたい

 

  • お客が望む服を紹介する店員
  • 購入しなくても快く送り出してくれる店員

 

このように、

 

自分が良いと思った服を押し付けるのではなく、お客さんのカッコよさを引き出す服を提案してくれる店員さん

 

…も必ず存在します。

 

お客が何を望んでいるかを聞き出し、お客の手持ちのアイテムを考慮したコーディネートを提案したり、相手本位になって行動してくれたり

その日の購入はなくても、将来のことを見越した接し方をしてくれます。

 

このような店員さんがいる店は、

お客を育ててくれます。

ファッションに関して前向きにさせてくれて、服を選ぶことがより楽しくなって来るはずです。

お客が「また来たい」と思い、店が潤い、お客も満足する。

そうなると、お互いがWIN WIN関係ですよね。

 

実際に店に行って、話をしないことには分からないことではありますが、自分が信頼できる店員さんを見つけたいですね。

 

「分からないことがあれば、声をかけますね!」

 

この言葉を、店員さんがどんなに方なのかを見極めるヒントにしてはいかがでしょうか??

 

 

 

 

お客のマナー

 

店員さんに求めるものがあるのと同様に、お客にも守るべきマナーがあります。

 

  • 言葉使いは丁寧に。
  • 購入する予定もないのに、大量の試着をしない。
  • 商品を丁寧に扱う。

 

店員さんもお客も同じ人間です。
店員さんをリスペクトして、対等な立場で物を言わないといけません。

乱れた服を置き直すのは店員さんの仕事ですが、大量にたたみ直すのは結構な手間です。

気軽に試着をしてもいいと思うのですが、片付ける作業のことを考えて節度を持ってもらうのが良いでしょう。

 

そして、古着は大事な商品です。

物によっては破損しやすい物もありますので、扱う時は丁寧に。

例えば…

 

積み重なった服の山から真ん中の1枚を取り出す時は、引っ張り出さない。上に重なっている服を横に除けてから、1枚を取り出す

 

…というように、服の扱い方も気を付けて欲しいなと思います。

 

 

より良い関係に

 

お互いが良い関係になることで、メリットがいくつもあります。

 

サイズと好みを覚えてくれていて、より良い提案をしてくれる。

古着の仕入れをする時、そのお客さんをイメージして買ってきてくれる。

古着を通して、大切な友人になることもある。

 

このように、古着屋が特別な場所になって、生活の励みにもなり、楽しみが増えることでしょう!

 

そんな古着屋へ1人でも多くの人が通い、勇気を持って話しかける人が増えることを陰ながら応援しています!

 

【お役立ち古着サイト3選】古着の年代判別&ブランド解説

便利な古着関連サイトを活用する

 

古着を買ってみたけど(買いたいけども)、これってどういった商品なの??

 

…と思った時、私は迷わずネットで検索します。

 

基本的なアイテムの年代判別方法などは覚えておきたいですが、なんせアイテムの数は膨大です。

全てを覚えておくのは、非常に難易度は高いです。

なので「頼れる物には頼る」…というように、調べたらわかる状態にしておくこともとても大事なことです。

 

すぐに情報を見ることが出来るように幾つかのサイトをブックマークしているので、私がよく使うサイトを紹介していきたいと思います。

 

 

古着の年代判別&ブランド解説サイト

 

vintagematome.com

アメリカ古着がメインです。
タグやジッパーを見て年代を判別する方法やブランド解説など、商品に関する様々な知識が掲載されています。

情報量が豊富で、いつもお世話になってます。

 

 

 

 

de-suke.com

ここの「ファッションコラム」には、アメリカ古着やバブアーなど、ブランドごとの年代判別方法が主に掲載されています。

先述のサイトには無い情報を補完する感じで使わせてもらってます。

 

 

 

 

www.rushout.jp


古着屋さんが運営しているサイトです。

このサイトの「古着コラム」には、アイテムの解説やコーディネートの組み方など、多くの知識を深めてくれる内容となっています。

古着の組み合わせについて悩んでる方は、覗いてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

気をつけたいこと

 

調べていくと面白い古着の由来なのですが、私には注意していることがあります。


「物の良し悪しを、ブランド・年代だけで判断しない」

 

…ということです。

何が良いか悪いかは、個人の判断基準に委ねられる部分もあるので、一括りに決めつけることが難しいのが現実です。

ノーブランドであっても、カッコいいと判断される服もたくさん存在します。

 

それに、コレクターやブランドのファンであれば、ブランドと年代で判断して購入するのも古着の楽しみ方の一つです。

しかし、資金が潤沢であれば古着のタグだけを見て買っていけばいいのですが、誰しもがそういうわけにはいきません。

多くの人は、自分の中にフィルターを作って、買うべきものを厳選していかないといけません。(私も含めて)

 

 

物欲はある程度抑えたいものですね(汗)

この問題について、後日記述したいと思います。

 

 

とにかく、あくまでも古着のブランドや年代は、「価値判断の基準の一つ」として捉えることをお勧めします。

 

 


しかし、年代が古い物に良い物が多いのは否定できません。

と言うのも…

 

  • 丈夫だからこそ長年の使用に耐えて今に残っている服もある。
  • 好景気に沸いていた時代は、贅沢に素材を使った服が沢山作られた。


…など、複数の理由が考えられ、さらには現代ではあまり見られない色使いも多く見られます。

そういった側面から見ると「古い物は良い」と言っても間違いではないと思います。

 

あとは概念的な話になるのですが、古い物には「オーラ」があります(笑)

「オーラがある物を良いと感じる」という意見に、共感してもらえる方も多いかと思いますが…(笑)

 

話が脱線しまくりですが、何が言いたかったかというと、

 

「ブランドと年代は判断材料の一つ!」

 

 「良い物の概念はひとそれぞれ!」
 

 

知識と感性、両方が大事だと思います!

 

 ランキングに登録しています。 もし良ければクリックしていただけると喜びます↓ にほんブログ村 ファッションブログ 古着へ
にほんブログ村

 

真似したい「シャーロック・ホームズの世界」の色使い【黒の差し色】

 差し色を使う

 

 「コーディネートにアクセントがどうしても足りない!」という時は、挿し色を使います。

MBさんのブログなどを参考にしてみてください。

 

リンクを貼っておきます。

www.neqwsnet-japan.info

beststyle.me

 

多くのケースは上記のように、明るい色を使います。

しかし、英国ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険においては、珍しい差し色の使われ方がされていました。

(動画が無料で配信されていて、最近ずっと観てます(笑))

 

このドラマについてはこちらをご参照ください。

www.atoka.xyz

 

舞台は19世期末のロンドン。

男性のファッションは、黒、グレー、茶色、など、くすんだ色が多く使われています。

ホームズの衣装もグレーのセットアップに白シャツという組み合わせ。

それだけだと素材感も相まってボヤけた印象なのですが、首元の黒のタイと足元の黒靴がいい仕事をしています。

 

黒の差し色のお陰で、スタイルがバッチリ決まっているのだと思います。

 

黒の差し色…なかなか珍しい技を真似してみてはいかがでしょうか?。

 

黒に差し色に挑戦

手持ちの古着達を使って挑戦しました。

シャツはUNIQLOです。

 

グレーのチノパンと薄い茶色のベストは、ホームズの世界観をイメージし、首元にはイギリスっぽくアスコットタイを使ってみました。

 

靴、ベルト、帽子、を黒で統一したのですが、いかがでしょうか?

 

 

 

https://www.instagram.com/p/B_bjwVZlVm8/

K on Instagram: “英国ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」(1984年製作)に影響を受けて… 19世紀後半のイギリス… 男性の服の色は、黒はもちろんグレーや茶色などが多めです。 そんな当時のくすんだ色使いの中に、黒が鮮やかに映ってました✨ 黒を挿し色に使って、あんなに綺麗に魅せれるとは…!…”

ランキングに登録しています。 もし良ければクリックしていただけると喜びます↓ にほんブログ村 ファッションブログ 古着へ
にほんブログ村

平成生まれにも知ってほしいファッションアイコン《フレッド・アステア》【お洒落な俳優】

目次

 

1.フレッド・アステア(1899〜1987)…とは

出典ja.wikipedia.org

 

《1930年〜1970年のハリウッドのミュージカル映画を支えた。「ダンスの神様」とも呼ばれ、マイケル・ジャクソンもリスペクトしていた存在。》

 

エンターテイナーとしてもファッションアイコンとしても、私が憧れるアステア。

服好きの方には是非とも知っていて欲しいと思い、文章に起こしました。

知っている方も知らない方も、しばらくお付き合いください。

 

 

 

 

2.俳優・歌手・ダンサーとして

 

幼い頃から姉のアデルと共に舞台に立ち、英国王室からも気に入られていたアステア。

ブロードウェイでタップと歌を磨き、アステアは1933年の「ダンシング・レディ」で映画デビューします。

そして、デビューから3作目にして主演に抜擢。

華麗なペアダンスと、様々な趣向の凝らしたダンスは多くの観客を魅了しました。

言うまでもなく、ソロで踊っても圧巻です。

そんなアステアのことを言葉で表すと…「エレガント・エレガント・エレガント」とも評されました。

どの様なありふれた仕草であっても、特別なものに感じさせてくれます。

彼の裏打ちされたテクニックとセンスに溢れた立ち居振る舞い、そして甘い歌声は、時代を超えて人々を魅了してくれるでしょう。

 

しかし、魅力はエレガントさだけではありません。

無邪気さも持ってますし、斬新な振り付けと演出を取り入れていた革新性も忘れてはいけません。

 

そんなパフォーマンスの裏には完璧なリハーサルが行われており、完璧主義であるエピソードも残っています。

 

 

3.ファッションアイコンとして

 

映画「トップハット」では「アステア=燕尾服」が定着し、名門紳士服店が集まるサヴィル・ロウへもよく出向き、ファッションアイコンとしても確立されていきました。

「燕尾服にシルクハット」「スーツにハット」と言ったドレッシーな装いを好む一方で、セオリーから外れた着こなしも好んでいました。

アイテムの組み合わせの美しさは勿論ですが、小物使いのテクニックが秀逸です。

 

  • 首に巻くアイテムをベルトがわりに使う(スカーフ、ネクタイ)
  • 首に巻いたスカーフをタイピンで留める(アステア巻き)
  • ネクタイやボウタイを結ばずに、ただ垂らして身につける

 

…など。

 

ベーシックな着こなしを知っているからこそ、着崩すことが可能だったのでしょう。

保守的かつ革新的なスタイルですね。

 

少しでも彼に近づけるようスタイリングの勉強をして、実践に移していきたいなと思います。

私なりに着こなしてみましたので、畏れながらも過去記事のリンクを貼っておきます(笑)

(リンクを貼る上で、加筆と訂正を加えています。)

もしよければ、ご参照ください。

 

①ネクタイで遊ぶ(ベルトの代わり)・蝶ネクタイで遊ぶ

kenken2323.hatenablog.com

②スカーフとネクタイピンで遊ぶ・ベルトの留め方

kenken2323.hatenablog.com

③スカーフで遊ぶ(ベルトの代わり)

kenken2323.hatenablog.com

 

 

そして、色使いにも遊び心が見られます。

もちろんアステアの色使いは素敵なのですが、女性の服装の色もとても鮮やかで豊かです。

服だけでなく撮影セットにも言えることですので、そこにも注目するとより楽しめるかと思います。

 

色使いの遊び心はコーディネートからも見て取れるのですが、アステア・レングス」からも見ることが出来ます。

「アステア・レングス」とは、

《踊った時に絶妙にソックスがチラッと見えるパンツの長さ》のことなのです。

現代にも見られるソックスの色をチラ見せするテクニックはありますが、半世紀前から行われていたようですね。

(現代はアンクル丈で短めの傾向がありますね)

 

 そんな「絶妙なレングスからチラッと見えるソックス」が印象に残っている映画があります。

 

イースターパレード」

 

…という映画です。

 

その中のワンシーンで見られるコーディネートにこのようなものがあります。

 

上下白のセットアップと白黒バイカラーのドレスシューズ。

赤のベストに、カンカン帽。

 

パンツの裾からチラリと見える赤いソックスが、抜群にカッコ良いです。

 

 

ちなみにこの映画、「オズの魔法使」でおなじみのジュリー・ガーランドと共演していたり、見どころ満載です。

ダンスのバリエーションも豊富で観ていている人を飽きさせません。

 

イースター パレード 【DVD】

価格:1,770円
(2020/4/23 20:04時点)
感想(0件)

ちなみに、色彩を楽しむ場合は、カラー作品を選んでください。

アステアはモノクロ時代の作品にも多数出演しているので注意が必要です。

1940年代後半からカラー時代に突入します。

この頃の映画は今までの鬱憤を晴らすかのように、色彩が溢れているような気がするのは私だけでしょうか(笑)

 

 

 4.先人から学ぶ

 

ファッションは30年単位の波があると言われています。

その時代の価値観が、カッコ良さを決めているということですね。

時代が決めたカッコ良さとは別に、「自分が何をカッコイイと思うか」ということを忘れてはいけないと思います

それを実践し続けたのが、アステアではないでしょうか。

 

流行に遅れるわけでもなく、流されるわけでもなく、「服を楽しむ」というスタンス。

 

そういう観点から見ると、過去の人であってもアステアは決して古臭くもなく、色褪せることもない存在なのだと思います。

この記事が、そんな「時代を超えたカッコ良さ」を観てもらえるきっかけになれば嬉しいです!

これからも私のブログ内には、「アステア」という人物は定期的に登場してくるかと思います(笑)

 

 

ランキングに登録しています。 もし良ければクリックしていただけると、喜びます↓ にほんブログ村 ファッションブログ 古着へ
にほんブログ村